この夏から日産自動車ではオートライトの機能の名称に「おもいやりライト」を使用することとなった。これは従来、「薄暮れ感知機能」と呼ばれていたもので、夕方近くになると安全のために早めにオートライトが点灯するようになるものだ。
この機能を、よりわかりやすくするために、そして日産が進めている交通安全啓蒙活動「おもいやりライト」運動と連動させるために、名称を「おもいやりライト」機能と名付けたのだ。
その名称を採用するために動いたのは、この夏に登場した新型ノートのチーフ・プロダクト・スペシャリスト(実際の開発のトップ)である水口美絵さんだ。水口さんは8月に開催された第6回「おもいやりライト横浜運動会議」にて、その採用の経緯を説明した。
「春頃にラジオで、うちの会社(日産自動車)が“おもいやりライト”運動をしているのを知って、これは使わない手はないぞ!と採用することにしました」と言うのだ。その結果、夏に登場した新型セレナSハイブリッドと新型ノートのカタログには、オートライト機能の中に「おもいやりライト」という言葉が使われるようになったのだ。
これからは、ヘッドライトの早期点灯は「おもいやりライト」と呼ぶというわけだ。
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(鈴木ケンイチ)