いまやアイドリングストップは未装着だったり、設定さえなかったりすると「え、ないの?」と思ってしまう省燃費機能。ストップ&ゴーの多い市街地などではとても効果的で、車種により異なりますが5〜8%程度の燃費向上を見込めるケースが多いようです。
とはいえ、アイドリングストップの泣き所は真夏でも停止中はエアコンが送風に切り替わってしまうこと。送風があるだけ助かるのも確かですが、まだ室内が冷えていなかったり、日差しの厳しい場所で止まってしまったりすると正直シンドイ場合もあります。
新型ワゴンRには、エバポレーターに内蔵する蓄冷材を搭載することで、アイドリングストップ中に送風に切り替わっても冷風を送れる「ECO-COOL」というシステムを軽自動車で初めて搭載。アイドリングストップ時でも室温が快適に保たれるだけでなく、ストップ時間を長くできるメリットもあるそうです。
(塚田勝弘)