2011年から2012年上半期にかけてミニバンの販売台数第1位を快走している日産セレナにS-HYBIRD(スマートシンプルハイブリッド)が発売されました。
S-HYBRIDシステムは大型化したECOモーターとサブバッテリーと含めたふたつのバッテリーで構成されていますが、システムはすべてエンジンルームで完結してるため、室内がまったく犠牲となっていないのが特徴です。そして減速時の運動エネルギーを利用して発電した電気をふたつのバッテリーに蓄え、その電力をアイドリングストップの延長に利用し、発進時にはECOモードによるアシストを行ないます。
JC08モード燃費は15.2km/Lとなりクラス最高燃費を実現し、2WD車では自動車取得税と自動車重量税は免税となります。また価格アップを極力抑えることで、S-HYBRIDの価格帯は238万4,550〜283万2,900円とし、中核販売グレードとなるハイウェイスターS-HYBRIDは実質に8,400円アップに留め、S-HYBRIDの比率を高める計画。
セレナS-HYBRIDO発売に併せて、セレナ全車で2列目、3列目シート中央席にELR3点式シートベルトを採用しています。日産は今後セレナの年間販売台数10万台を目指すとのこと。
S-HYBRIDの登場でセレナの盤石の体制はさらに強化されたようです。
(ぬまっち)
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