「ぶつからないミニバン」は本当にぶつからないのか?試してみました。【エクシーガ マイナーモデルチェンジ】

エクシーガのマイナーモデルチェンジでの最大のポイントは、「アイサイト」のバージョンアップ。

「ver.2」へと進化し、従来は減速するけど衝突は避けられず「衝突軽減」だったプリックラッシュ制御(前方に障害物があると自動的にブレーキをかける機能)が、速度差30km/h以内であれば衝突を回避する“ぶつからない機能”へと進化しました。

確かにレガシィやインプレッサで体験しているのでアイサイトがしっかり減速して衝突を回避してくれるのは知っているんですが、果たしてエクシーガでも本当に止まってくれるのか気になりますよね。いや、もちろんスバルの技術を信用していないわけじゃないんです。

ですが、レガシィやインプレッサは5人乗り。対してエクシーガはミニバンなので7人で乗ることだってあるから重くなり、その時もちゃんと止まってくれるのかが気になるんです。

そこで、実際に試してみました。結果は……

結論からいえば、ちゃんと止まりました。

実験はエクシーガに大人7人が乗り、スピードは20km/h+αで壁に向かって走るというもの。ピピピピと警告音がなったあと、衝突せずにしっかり止まりましたよ。ごめんなさい。疑ったボクが間違ってました。

実験の様子は、自動車評論家国沢光宏さんの動画でもチェックできます。↓↓

動画で見ると、かなりの減速Gを発生しているのがわかりますね。でも、ちゃんとぶつからずに止まっています。

(工藤貴宏) 

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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