「ぶつからないミニバン」の実車チェック・その6 ラゲッジルーム編【エクシーガ マイナーモデルチェンジ】

まだまだ続きます、新型エクシーガの実車チェック。今回はラゲッジルームを見ていきましょう。

7人が乗れる状態でのスペースは狭いように見えるかもしれませんが、見た目に騙されちゃいけません。奥行き(床部分での実測)は450mmもあって、海外旅行に持って行くような大型スーツケース1個と機内持ち込みサイズのケースをつむことができます。スーパーの買い物袋だってたくさん積めるから、日常生活で困ることはないでしょうね。

3列目を格納した5人乗り状態。3列目シートはワンタッチで床下に沈み込み、左右独立で格納できるから便利です。この状態のラゲッジルームはステーションワゴンのような状態で、床は完全にフラット。奥行きは、2列目を最後部までスライドした状態で1140mmとたっぷりです。

2列目までシートを格納した際の奥行きは、なんと2100mm。2列目のシートは左右6:4分割式になっていて、3列目同様にワンタッチで倒すことができます。2列目の3列目の間に溝が残るものの、床面の段差はほとんどないので使い勝手はいいですね。

ラゲッジルーム最後部には、深さ10cm程の床下収納スペースも用意しています。背の高い荷物を積むために床板を立てたまま固定できたり、その際は床板の裏面にあるフックに買い物袋などを提げられるのも便利なアイデア。床板を立てた状態なら、畳んだベビーカーなども立てて積めますよ。

次は、うれしい装備をチェックします。

(工藤貴宏)

この記事の著者

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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