パンダの新しい仲間がイタリアで登場します

フィアットのベーシックラインであるパンダに、商用バージョンである「バン」が登場します。

デビュー段階では、エンジンは1.2リッターガソリン(51kW、102N.m)と1.3リッターディーゼルターボ(55kW、190N.m)の2種類。組み合わされるのは5速MTのみ、駆動方式はFFとなっています。

将来的にはフィアットの新世代エンジンであるツインエアターボや四輪駆動も登場するということです。小売価格8,850ユーロ~と廉価な商用バンでも、どこか洒落ているのはフィアットらしいところでしょうか

また内装ではパーキングブレーキのレバー形状を工夫することで収納性を上げているということです。

生産はナポリの工場という、まさにイタリア生まれの商用車「パンダ・バン」。無塗装のブラックバンパーとホワイトボディの組み合わせは、真のパンダといえそうな雰囲気です。

【1.3ディーゼル主要諸元】
全長:3653mm
全幅:1643mm
全高:1551mm
ホイールベース: 2300mm
車両重量:1040kg
最大積載量(人員含む):490kg
エンジン形式:直列4気筒16バルブ ディーゼルターボ
 ボア×ストローク:69.6×82.0mm
排気量:1248cc
圧縮比:16.8
最高出力:55kW(75馬力)/4000rpm
最大トルク:190N.m/1900rpm
タイヤサイズ: 175/65-14
フロントブレーキ:ディスク(257mm)
リヤブレーキ:ドラム(203mm) 

(山本晋也)

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この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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