可愛さで人気の「FIAT500」に続々兄弟車が投入されます !

本国イタリアで2007年に登場した3代目となるFIAT500は、その可愛さから日本でも今も人気のコンパク3ドアハッチ。

今年の3月には派生モデルとなる500Lがジュネーブショーで公開されました。FIATのデザイン部門である「チェントロ・スティーレ」が手がけたモデルでボディを大型化(全長+595mm、全幅+155mm、全高+145mm)した一クラス上のBセグメントに属するMPVバージョン。

プラットフォームはFIAT「プント」用を流用。MINIの「クロスオーバー」をかなり意識しているように見えます。

 

2列シートの定員5名仕様で、本国では2012年秋に発売されるようです。遅れて3列シートの7名乗りのロングボディも追加されるとか。

エンジンラインナップは、845cc直列2気筒のツインエア、1.4L直4ガソリン、および1.3L直4マルチジェット・ディーゼルの3種類となっています。 

そして今回、イタリア・トリノで開催されたメディア向けのイベントで何とSUVバージョンのFIAT「500X」の映像が登場 しました!

今回は「チラ見せ」だったようですが、2013年に正式発表されるようです。映像を見る限りでは車高は500Lを更に高くしたイメージで後部デザインは専用となっており、全体的にかなりスタイリッシュな造形に見えます。

 

これらのFIAT500派生車達が日本に導入さるかどうかは現時点では不明ですが、FIAT500が人気車だけに今後の動向が大いに注目されます。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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