メルセデス・ベンツMクラスにV8ツインターボのML500が登場します

2011年9月にデビューした現行のメルセデス・ベンツ MLクラスに、新グレードの登場です。

これまでの本国仕様のグレード展開は、直列4気筒2.2リッターディーゼルのML250 4マチック ブルーテック、V型6気筒3.0リッターディーゼルのML350 4マチック ブルーテック、V型6気筒3.5リッターガソリンのML350 4マチック ブルーエフィシェンシー。そしてV型8気筒5.5リッターガソリンターボのAMG ML63となっていました。

今回、追加されるのは、V型8気筒4.8リッターガソリン直噴ツインターボを搭載するML500 4マチック ブルーエフィシェンシー。AMGをのぞく、スタンダードグレードの最高峰となります。

新しく搭載されたV8ツインターボの最高出力は300kW(408馬力)、最大トルクは600N.m。ピエゾインジェクターによるスプレー噴射、マルチスパーク制御、そしてアイドリングストップなどはパフォーマンスと環境性能を両立させるためといいます。7速ステップATとの組み合わせで、欧州仕様の燃費性能は11.0~11.5L/100km(およそ8.7~9.0km/L)と発表されています。

なおドイツでの車両本体価格(税抜)は63,050ユーロ、6月22日からオーダーを受付、納車が始まるのは2012年秋ごろということです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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