昨年の東京モーターショーでも話題になっていましたが、カーメイトの「エクステリア・ゼロワイパー」は開発に10年かかったという、かなりの力作です。
カーメイトは従来からサイドミラー用の超撥水モデルをリリースしていましたが、フロントガラスは面積が大きく、風圧も非常に高くなるため、フロントガラスへの応用が難しかったそうです。しかし、トップコートを塗る前にベースコートを塗る2層塗布により課題を克服して市販化となりました。
撥水のイメージとしては“産毛のあるハスの葉上を水滴が転がるよう”とのことですが、モーターショーでデモンストレーションを見た感じだと、まさに圧倒的な撥水力で水滴が転がり落ちていくという印象を受けました。
停止時中でも雨が付かないそうですから、下地処理、ベースコート、トップコートの塗布と多少の手間は掛かっても、この梅雨の季節にまずは試してみる価値は十分ありそうです。
■エクステリア ゼロワイパー(カーメイト)
http://www.carmate.co.jp/zerowiper/
(塚田勝弘)