本格的な雨の季節に“ワイパー不要”ガラスコートはいかが?

昨年の東京モーターショーでも話題になっていましたが、カーメイトの「エクステリア・ゼロワイパー」は開発に10年かかったという、かなりの力作です。

価格はオープンですが、実勢価格はフルセットが5,700円前後、トップコートセットが2,300円前後、下地処理&ベースコートセットが950円前後です

カーメイトは従来からサイドミラー用の超撥水モデルをリリースしていましたが、フロントガラスは面積が大きく、風圧も非常に高くなるため、フロントガラスへの応用が難しかったそうです。しかし、トップコートを塗る前にベースコートを塗る2層塗布により課題を克服して市販化となりました。

写真の右側だけ雨が降っていないように見えますが、「ゼロワイパー」を塗布したため停止中でも撥水します

撥水のイメージとしては“産毛のあるハスの葉上を水滴が転がるよう”とのことですが、モーターショーでデモンストレーションを見た感じだと、まさに圧倒的な撥水力で水滴が転がり落ちていくという印象を受けました。

停止時中でも雨が付かないそうですから、下地処理、ベースコート、トップコートの塗布と多少の手間は掛かっても、この梅雨の季節にまずは試してみる価値は十分ありそうです。

■エクステリア ゼロワイパー(カーメイト)
http://www.carmate.co.jp/zerowiper/

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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