哀川翔さんのラリーチームTEAM SHOWから全日本選手権に86で出場する若手ドライバーをサポートするスカラシップ「Be a HERO」。応募した選手の中にTV画面(DVD)でよく見る選手がいました。 多くの選手の中で、車を振り回すのは最高レベルではないかとフェイスブックで“ぽちっ”と応援。
今年、TEAM SHOWは全日本ラリー選手権に2台の86で参戦します。 1号車は哀川翔/安東貞敏組 このペアは、哀川選手が2008年にWRCを目指しラリー参戦を開始した時からの コンビです。 哀川選手の目標は「常に完走」安藤選手はコドラ兼ベースセットも担当。「(忙しい哀川選手に替わり)乗り易い車を提供する」との事です。
2号車は「Be a HERO」のオーディション選出ドライバーです。こちらは日本の次代のラリーシーンを担う有能なラリードライバーを発掘し、育成するプログラム 車両・参戦経費などをTEAM SHOWがサポートするというものです。 6月4日に最終選考が行われ、発表されたドライバーが小橋正典選手でした。(ナビゲーターは未定です)
小橋選手は弱冠19歳。ラリーの経験は無し!ドリフト競技の選手で勿論ドリフト界でも最年少クラスです。 ストリートリーガルと云うカテゴリーを中心に参戦するだけでなく、ドリフトパフォーマンスグループ 「チームオレンジとしても活躍しています。」昨年はランキングは5位。準優勝が2回有ります。
(ストリートリーガル:公道仕様の意味で車検対応の車で競われます)
選考を担当された奴田原選手によると、
・若さ
・素直な性格
・ドリフト参戦でクルマのコントロールに長けている
・レーシングカート経験
等が、アピールポイントとなった様です。
哀川選手から小橋選手へのアドバイスは 「運転より…自分の方がチョット長く生きているので、生き方なんかはアドバイスできるかな」…翔さんの人生訓だけでも直接聞けるのはうらやましいと思われる人も沢山いるでしょうね。
シーズン終了の頃には“小”哀川選手が誕生しているのかもです。
そんな小橋選手に発表会の後、少しだけお話を伺いました。
実は“ぽちっ”と応援しておいたのが小橋選手で、発表の際「おぉ、“ぽちっ”てした選手が!!」という驚きでした。 奴田原選手より「素直な性格」と云った紹介がありましたが、一見イマドキの若者。私もはじめてお話をさせて頂きましたが、話した印象はナルホド車好きの好青年。ステージの上ではガッチガチだった緊張がほぐれ、とても表情豊かに話を伺えました。
後ろの車が2号車で、小橋選手の車となるそうです。 「グラベル経験はほぼないので、安価なFRを探してトレーニングを考えてます」…なんて、生真面目ですねぇ。 哀川さん、奴田原さんを始めとしたオーディションでノミネートしてくれた方々、今回合格出来なかった方々の想いもしっかり 受け止めているようです。
そんな小橋選手は第5戦のモントレー(群馬)からエントリーの予定。モントレーの路面はターマック。 グラベル経験がほぼ無い事を考えれば、理想的なデビューイベントではないでしょうか。 モントレー参戦後に何が聞けるのか。若きドリフトマイスターの活躍が今から楽しみです。
■SHOW AIKAWA WORLD RALLY TEAM OFFICIAL WEB
http://teamshow.jp/
■TEAM ORANGE OFFICIAL WEB SITE(小橋選手が所属するチーム)
http://teamorange-drift.com/j/
(川崎BASE)
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