国交省が超小型モビリティのガイドラインを発表。セグウェイはどうなった?

国土交通省から超小型車、いわゆるマイクロカーについてのガイドラインを発表しました。

超小型モビリティ導入に向けたガイドライン(PDFファイル 50ページ)
http://www.mlit.go.jp/common/000212867.pdf 

このガイドラインでは、過去2年間に渡って行われた実証実験をまとめ、1~2人乗りのクルマのこれからのあり方を検討する材料と言う側面が強い内容です。

前半は実証実験の紹介がメイン。クリッカーでも紹介した秋葉原のマイクロEVポーターサービスも含まれていました。

ところで、筆者的に気になるのは超小型車の定義。

今回定義づけされた超小型車の分類は、本来軽自動車枠である50cc以上の排気量の分類の中で、特に50~125cc、電気自動車なら0.6kwから1kwの二人乗り、となっています。

また、セグウェイなどが道路を走れるかどうかは相変わらずあいまいながら「搭乗型 移動支援ロボット等」という分類が定義づけされているところが多少の進歩かと思います。

いずれにせよ、超小型モビリティの導入にいよいよ動きが見えてきた、といったところでしょうか。

写真は昨年、横浜元町で実証実験を行った日産の超小型EVを東京モーターショーで撮影したものです。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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