いまやオープンカーといえば、トップが幌よりスチールトップを電動で開閉するいわば“C・C(クーペ・カブリオレ)”タイプが主流となってきました。
その流れを作ったのは1996年に登場したメルセデスベンツSLKなのでしょうが、1992年に発表されたホンダCR-Xデルソルの存在も忘れてはいけません。
CR-Xデルソルは初代、2代目とライトウエイトスポーツとして人気が高かったCR-Xの3代目で、“トランストップ”という電動ルーフ開閉システムが搭載されたタルガトップとしてデビューしました。
トランストップとは、いまどきの電動ルーフを搭載しているオープンモデルと比べ、ルーフの一部だけがリヤトランクに収納されるというもので、しかも開閉スペースがそれほど大きくないもののその動きはかなり大げさでした。
今回、紹介する動画を見てもらえればわかりますがリヤトランク部が上昇しルーフが収納されるその動きは昔のロボットアニメの合体シーンやサンダーバードの発射シーンを連想します。
ちなみにこの動画にはサンダーバードのBGMがついていることにも注目してください。
【クリッカー編集部】