基本を押さえたパッケージングで原点回帰とも言われているフルモデルチェンジを果たした新型カローラアクシオ。東北の復興支援にも期待がかかる話題のクルマです。
そんなカローラアクシオに、クラウンにも付いてない装備があるのをご存知ですか?
それは「運転席ベンチレーション&ヒーター付ファブリックシート」。このシートは夏場は内蔵ファンで送風し、暑さを軽減、冬場はシートヒーターで素早く温めてくれる快適装備です。
「なんだ、ベンチレーションシートならクラウンにあるよ」とお思いの方もいらっしゃると思いますが、実はクラウンに設定されているベンチレーションシートは本革仕様のみに装備される機能で、ファブリック仕様には設定がありません。
今回のカローラアクシオに設定されるベンチレーションシートは運転席のみですが、ファブリックのシート、しかも1.5Lクラスのクルマに搭載されるのは初と言われています。
運転席のみとはいえ標準装備となるのは嬉しい所。ただし、設定されているのはカローラ アクシオ1.5LUXELのみで、フィールダーには設定されません。
一度夏場に体感するとやめられないと言う方も多いこの装備、輸入車を初め国産車でも一部の高級車のみに設定される機能です。
今後はあらゆる車に拡大展開してほしい機能の一つと言えるかもしれません。
■トヨタ紡織、コンパクトカー用の送風シートを開発 ~トヨタ新型カローラに初搭載~
http://www.toyota-boshoku.com/jp/news/120522.html
(井元 貴幸)