川崎BASE 
5月19,20日の両日、東京お台場のメガウェブにて「第4回 メガウェブフェスタ with 自動車専門誌 WE LOVE CARS!」が開催されました。
これはもっとクルマの楽しさや魅力を知っていただこうと、自動車専門誌「ベストカー」「CAR トップ」「XaCAR」3誌とMEGA WEB が共同開催するイベントで、今回は「スポーツカーを楽しむ」をテーマに多くのスポーツカーが集合しました。
なかでも一番の目玉はF1のデモラン。今回は’89年アラン・プロストのドライブでチャンピオンを奪った「マクラーレンMP4/5・ホンダ」と「LOTUS78・FORD」、さらには「LOTUS72・FORD」がライドワン・コースを激走しました。
実はメガウェブはF1がデモ走行をする場所としては走るマシンとの距離がかなり近くで見れるスポットです。
そんな会場で現代のF1にも通じる「グランドエフェクト」を積極的に利用して成功した最初のF1マシンLOTUS78に接近して来ました。
こちらは77年にセカンドドライバーだったグンナー・ニルソンが駆ったマシンです。シャシーNo.4のこのマシンは日本グランプリをインペリアルカラーで走った本番車。これを本来のJPSカラーに戻しています。ドライバーの久保田克昭氏は海外のヒストリックF1シリーズ等で活躍しているその道の有名人。
この日はもう一台のLOTUS72は展示だけだったのですが、こちらはロニー・ピーターソンが使用した車。72は6年間に渡って使用された名車。シャシーナンバー4のこのマシンをロニーは73年に使用しました。この年、ロニーは4勝を挙げています。
どちらのロータスにも搭載されているのはFORD COTHWORTH DFVエンジン。F1グランプリ単一型式で155勝を挙げたV8エンジンは近代F1エンジンに比べると1気筒当たりの排気量も大きいせいか、やや野太く力強いエキゾーストノートを奏でます。
（川崎BASE）
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