ふ(2)じ(2)さん(3)の日/吉田由美、日本人F1のパイオニア中島悟が生まれる/日産から3代目セドリックがデビュー!【今日は何の日?2月23日】

■日本が誇る霊峰「富士山」を称える日

富士山
富士山とホンダFIT e:HEV Modulo X

2月23日は語呂合わせで富士山の日です。ところで富士山の頂上は何県なのでしょうか。答えは静岡県でも山梨県でもなく、8合目より上の土地は実は私有地「富士山本宮浅間神社」の境内なのだそうです。また県境についても、過去に静岡県と山梨県が何度も議論したそうですが決着がつかず、結局県境を決めないことで一致したとか。何はともあれ、この時期に見る凛とした富士山の姿は最高。日本の宝物です。

さて、2月23日に生まれたのは、歌手の亀梨和也と野口五郎、卓球の石川佳純、ミュージシャンの中島みゆき、俳優の北大路欣也、作家の百田尚樹、自動車ジャーナリストの吉田由美、レーシングYouTubeRの大井貴之、レーシングドライバーの中嶋悟などです。本日紹介するのは、中嶋悟です。

●日本人初のフルタイムF1ドライバーの中嶋悟が誕生

F1引退後の中嶋悟総監督
F1引退後の中嶋悟総監督

中嶋悟は1953年2月23日、愛知県岡崎市に生まれました。幼い頃からクルマやバイクが好きで、高校生の時にカートレースで優勝してレースにのめり込みます。18歳になってシルバーカップのチャンピンになり、FL500のレースに参戦するなど本格的なレース活動を始めました。1981年から1986年にかけては1983年を除く5シーズンでF2チャンピオンになり、活躍が認められてホンダF1のテストドライバーに。そして1987年、34歳のときにロータス・ホンダからF1デビューを果たしました。優勝を飾ることはできませんでしたが最高位4位を2度獲得。オーストラリアGPでもファステストラップを記録するなど活躍し、1991年に引退しました。引退後は中嶋レーシングの総監督としてレース活動を継続、その他にも国内レースの活性化やドライバーの育成などを積極的に行っています。

ロータス 101・ジャッドを駆る中嶋悟(C)Creative Commons
ロータス 101・ジャッドを駆る中嶋悟(C)Creative Commons

中嶋悟の背中を追うように、日本人のF1ドライバーが続々と誕生しました。日本人にF1ドライバーの道を切り開いた、彼の残した大きな功績ですね。

さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?

●スポーティさをアピールした日産の高級車3代目セドリックがデビュー!

1971(昭和46)年2月23日、日産の高級車「セドリック/グロリア」が2度目のモデルチェンジを行い、3代目に移行しました。セドリックとグロリアは兄弟車で、違いはフロントグリル、エンジンフード、リアコンビランプです。

1971年にデビューした3代目セドリック (4ドアセダン)
1971年にデビューした3代目日産セドリック (4ドアセダン)
コークボトルラインの落ち着いたセドリックのスタイリング(4ドアセダン)
コークボトルラインの落ち着いたセドリックのスタイリング(4ドアセダン)

スタイリングは、コークボトルラインや曲面ガラスを採用した比較的コンサバなフォルム。6月には個人ユーザーをターゲットにしたスタイリッシュな2ドアのハードトップ、8月にはピラーレスの4ドアハードトップが追加されました。パワートレインは2.0L直4と直6のSOHC、そして2.6L直6SOHCという3種エンジンに3速ATおよび4速/5速MTの組み合わせでした。

日産セドリック3代目
スポーティな2ドアハードトップセドリック

セドリック/グロリアは順調に販売を伸ばしますが、突然予期せぬ不運が襲います。1973年に発生したオイルショックによって、燃費の良くない大型高級車の需要が急降下したのです。さらに厳しい排ガス規制も施行されたことから、3代目セドリック/グロリアはわずか4年の短命で、1975年に排ガス対応した4代目にバトンを渡しました。オイルショックやバブル崩壊など予期せぬ不況に直面したモデルは、不運としか言いようがないですね。

毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかも知れません。

Mr.ソラン

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Mr. ソラン

Mr. ソラン 近影
某自動車メーカーで30年以上、自動車の研究開発に携わってきた経験を持ち、古い技術から最新の技術までをやさしく解説することをモットーに執筆中。もともとはエンジン屋で、失敗や挫折を繰り返しながら、さまざまなエンジンの開発にチャレンジしてきました。EVや燃料電池の開発が加速する一方で、内燃機関の熱効率はどこまで上げられるのか、まだまだ頑張れるはず、と考えて日々精進しています。夢は、好きなクルマで、大好きなワンコと一緒に、日本中の世界遺産を見て回ることです。