15日ホンダは新しいスタイルのパーソナルモビリティUNI-CUB(ユニカブ)を発表しました。
体を傾けるだけで自由自在に移動できるUNI-CUBは前後や方向転換だけでなく、斜めや真横にも移動する事ができます。また、リチウムイオンバッテリーを搭載し屋内走行も可能になっています。。
コンセプト的にはセグウェイと似ていますが、足の間に挟み込む形で収まってしまうUNI-CUBは人間が歩くスペースのみで走行を可能としています。
[主要諸元]
全長×全幅×全高:520×345×745mm
シート高さ:745~825mm
バッテリー形式:リチウムイオンバッテリ
最高速度:6km/h
航続距離:6km
使用環境条件:バリアフリー対応空間
今回発表になったUNI-CUBは体の体重移動のみでの走行と、タッチパネルによる操作による走行を可能としていますが、2011年に発表されたUNI-CUBプロトタイプでは、ジョイスティックコントローラーが装備されていました。
今回発表されたUNI-CUBにはジョイスティックが存在しないことから、ホンダのバランス制御技術が向上している事を証明しています。
6月より日本科学未来館と共に実証実験を開始するとの事で、運が良ければ同館で走行している姿を見れるかもしれません。
(井元 貴幸)