モデルチェンジしたカローラ アクシオ、カローラ フィールダーの原点回帰ポイントはボディにあり

5月11日にモデルチェンジした11代目カローラ アクシオとカローラ フィールダー。はビッグスペースコンパクトというコンセプトに基づいて開発されました。

 

カローラ アクシオは全長4360mm、全幅1695mm、全高1460mm(FF車

)、1485mm(4WD車)。車両重量は1050〜1090kg(FF車)、1170〜1200kg(4WD車)。

 

 

カローラ フィールダーは全長4360mm、全幅1695mm、全高1465〜1475mm(

FF車)、1600mm(4WD車)。車両重量は1120〜1160kg(FF車)、1200〜1210kg(4WD車)。

 

先代から比べると全長がアクシオで50mm、フィールダーで60mm短くなり、いずれも2000〜2006年に販売された先々代モデルに近いサイズとなりました。両車ともホイールベースは2600mmで先代と変わりませんが、最小回転半径は0.2m縮小されて4.9mとなっています。

 

またフロントウインドウガラスをサイドまでラウンドさせ、Aピラーを立てて幅も細くして視界を拡大しました。

ドアミラーの取り付け位置もAピラーではなくドアパネル取り付けとして視認性を高めています。

 

最近の乗用車はAピラーを太くして寝かす傾向にありましたが、カローラのデザインは、なんだか懐かしい雰囲気となりました。これも原点回帰のひとつなのでしょう。

(ぬまっち)

【写真ギャラリーをご覧になりたい方は】 https://clicccar.com/2012/05/12/151430

この記事の著者

ぬまっち(松沼 猛) 近影

ぬまっち(松沼 猛)

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる。2013年に独立。現在は編集プロダクション、ATCの代表取締役。子ども向け鉄道誌鉄おも!の編集長を務める傍ら、自動車誌、バイク誌、鉄道誌、WEB媒体に寄稿している。
過去に編集長を務めた雑誌はレーシングオン、WRCプラス、No.1カーガイド、鉄道のテクノロジー、レイル・マガジン。4駆ターボをこよなく愛し、ランエボII、ランエボVを乗り継いで、現在はBL5レガシィB4 GTスペックB(走行18万km!)で各地に出没しています。
続きを見る
閉じる