トヨタ・シエンタの印象的なオレンジ色のヒミツ

1.5リッターガソリンエンジンの168万9709円から、1,5リッターハイブリッドの232万9855円(メーカー希望小売価格・消費税8%込)までのプライスゾーンとなっているトヨタの新型ミニバン「シエンタ」が注目を集めています。

コンパクトなボディの両側スライドドアモデルで、3列シートを巧みにパッケージとしているだけでなく、フレックストーンと呼ばれる遊びココロあふれたボディカラーを用意しているのも特徴ですが、インテリアにもそうした狙いは感じられます。

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サテンメッキやピアノブラックの加飾を組み合わせることで、メリハリと遊び心と上質感を表現するというインパネは、オレンジのアクセントカラーが印象的です。

とくにオレンジ色をチラリと見せた助手席アッパーボックスは、ベーシックグレードやウェルキャブ(福祉車両)まで全車に共通するもので、新型シエンタのアイコンとなっています。

では、このオレンジ色がチラリと見えるアッパーボックスを開けるとどうなっているのでしょうか。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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