JC08モード燃費30.0km/Lのミラ・イースにヘッドレストが装備されました

軽自動車トップクラスの省燃費性能を誇る、ダイハツ ミラ・イースがマイナーチェンジを受けて、5/10から新型となって発売されています。

今回の主な改良点は以下の3点です。

・G、Gfグレードに後席ヘッドレストを標準装備、他のグレードもディーラーオプションを設定可能(本体価格8000円)。
・100万円を切った価格(99万5000円)の4WD新グレード「Lf」を設定。
・ヘッドランプの意匠変更、リヤコンビランプのストップランプの彩度アップ。

やはり注目はリヤ・ヘッドレストを装備したことでしょうか。かつて『イーステクノロジーがやっとリアシート・ヘッドレストとセットになった』という記事でも触れたように、ミラ・イースの省燃費性能は認めつつも、リヤ・ヘッドレストが省略されていることで評価を下げていたジャーナリストやクルマ好きも少なくなかったので、全車に装着可能となったことで、そうしたネガティブポイントをクリアしたといえそうです。

またミラ・イースの特徴でもある低価格は新グレード以外デビュー当時と変わらず。二輪駆動が79万5000円~112万円、四輪駆動が99万5000円~122万円。なおミラ・イースは、全グレードで新エコカー減税の「免税」対象で、購入時の自動車取得税および自動車重量税が免税。さらに全グレードがエコカー補助金の対象車ということです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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