昨年「サイバーナビ」は、AR(拡張現実)を使ったARナビをリリースしましたが、カーナビ界を技術で牽引するだけに、次なる手が注目されていました。
2012年モデルは、フロントウインドウにナビゲーションの情報を映し出すヘッドアップディスプレイ・ナビという市販では世界初のナビになります。BMW7シリーズなどの高級車ではすでにありましたが、矢印と距離くらいで、サイバーナビのARと同じようにフロントウインドウに距離や矢印、コンパスリング、到着予想時刻や車間距離表示などのAR情報が映し出されるのはありません。
AR HUD(ヘッドアップディスプレイ)ユニットを使うことで、フロントウインドウにARの情報が映し出されるのですが、画面サイズは90×30cm相当で視線移動を抑え、遠近の焦点合わせの負担も大きく軽減させるメリットも見逃せません。
(塚田勝弘)
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