魂の増産、最後のRX-8の台数倍増が決定でR(あ〜る)

2012年6月の生産中止がアナウンスされている、ロータリースポーツセダン「RX-8」。

その最後を飾るべく、エアロパーツやビルシュタイン社製ダンパーを装備し、専用RECARO社製バケットシートやブロンズ塗装の19インチ鍛造アルミホイールなどを装着(6MTの場合)した特別仕様車『SPIRIT R』が、その販売計画台数1000台を超える受注を得たことにより倍増して1000台を追加生産することが決まりました。

またこの特別仕様車には6MTと6ATがありますが、人気の高いモデルは325万円の6MTということです。

トヨタ86/スバルBRZの発売でがぜん盛り上がるFRスポーツモデルですが、増産するほどの人気を受けて、次期ロータリースポーツモデルの開発に弾みがつくことを期待しましょう。

■RX-8(マツダ株式会社)
http://www.rx-8.mazda.co.jp/

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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