トヨタは今回のショーで2車種3台のコンセプトカーを発表しました。
そのなかの1台が雲動双擎(ユンドンショワンチン)です。
グラスエリアに2つの動力を意味する「双擎」と筆記体で書かれているのがインパクト大なこのクルマは、中国常熟市にあるトヨタの研究開発センターが開発を進めているハイブリッドコンポーネントを搭載するクルマのコンセプトモデルです。
フロントは最近発表されたトヨタのコンセプトモデルの流れを踏襲するもの。
ボディサイズは全長4650×全幅1790×全高1450mm、ホイールベース2700mmとけっこう大きめです。
トヨタはデータ上では相当な販売台数をあげていますが、現地ではイマイチとの声を多く聞きます。
中国市場ではいまだハイブリッドの価値が理解されていないようですが、プレスカンファレンスにて、豊田章男社長は「ハイブリッド技術で、中国のお客様を笑顔にしていきたい。ハイブリッドの魅力を、中国で生まれたハイブリッドカーで皆様にお届けしていく」と述べたよう、ハイブリッドで立て直しを考えているようです。
【クリッカー編集部】