CX-5はマツダの理想を具現化した「常識破りの快心作」です!【新型マツダCX-5のすべて★インプレッション編】


子供がミニカーで遊ぶ時日本では「ブー、ブー」というところを、外国では「Zoom、Zoom」だそうです。以前マツダのCMで、外国人の男の子が「ズゥ~ムズゥ~ム」と言いながら、茶目っ気と好奇心溢れる表情を見せる映像がありましたよね。まさに「クルマの走る歓び」を、見事に一言で表現しきっていると感じたことを覚えています。

そして今回フルスカイアクティブで構築されたCX-5は、エンジン、シャッシー、ボディ、トランスミッションの従来技術を見事にブレークスルーしてきました!そして燃費、走り、環境のクルマの総合性能を大幅に向上してきました。


インプレッションでは、マツダが目指す新しい「サスティナブルZoomZoom」を、フルスカイアクティブで実現していることが読み取れます。

「マツダは一昨年のプレマシーのマイナーチェンジで“統一感”という表現をして以来、ドライバーの操作とクルマの動きがリニアにシンクロするように造り込んできている。」
「CX-5の走りの気持ち良さは、スポーツカーのようなわかりやすい派手さではない。乗るほどにじんわりと身体に染み込んでくるような、懐の深い大人の味付けである。」

またマツダは、日本で壊滅したディーゼル市場で勝負に出ました。マツダの切り札こと「超低圧縮クリーンディーゼル」のスカイアクティブ-Dは、街中でも大きい車体を感じさせない野太いトルクが魅力です。

「スカイアクティブ-Dは圧倒的なトルク感と落ち着いた走りが魅力なので、高速ロングツーリングやアップダウンの多い山岳地帯を走ることが多ければ実に頼もしい相棒となってくれるはずだ。」


また「超高圧縮ガソリンエンジン」が自慢のスカイアクティブ-Gは、NAならではのリニアなドライビングが持ち味といえそうです。

「スカイアクティブ-Gは、極低速域からリニアな特性が遺憾なく発揮されるので、発進や低速走行の頻度が高い街中も得意。また、軽快なハンドリングによってスポーティな走りの楽しみが濃いのも魅力といえる。」

CX-5は、ボディ、シャッシー、トランスミッションが極めて高いレベルで構築されているからこそ、ディーゼルとガソリンのエンジン特性がそのままクルマの性格に反映されているのだと、あらためて実感しました。
ちなみに先日クルマ好きの後輩から、CX-5購入の相談を受けました。おもむろにすべて本を渡して「CX-5は、マツダが理想を具現化した常識破りの快心作!」と熱弁を振るってしまいました。

(拓波幸としひろ)