井元貴幸 
ジュネーブショーで公開されたベントレーブランド初となるSUVのコンセプトモデル「EXP 9 F」
EXPはExperimental（実験的な）、FはFalcon（ハヤブサ）を意味するそうで、ハヤブサのように威風堂々と自由に大地を駆けるべく命名されたそうです。
世界各地のセレブ達の間ではSUVの需要が高く、フォルクスワーゲングループでもトゥアレグのほかにアウディQ7のようなプレミアムSUVをラインアップしていますが、より高級な位置づけとするベントレーブランドでの発売も予定しているようです。
コンセプトモデルながら、ベントレーのアイデンティティともいえるマトリックスグリルや丸型のヘッドランプを備えており、一目見てベントレーとわかる外観です。
インテリアは流石ベントレーと言った仕上がりで、高級家具を思わせるウッドパネルやレザーシートは、ベントレーを代表するセダンミュルザンヌに引けを取らない作りこみとなっています。
エンジンは6.0L W12気筒ツインターボを搭載し、組み合わされるトランスミッションは8速AT。
駆動方式はフルタイム4WDとなります。
またハイブリッドのラインアップ予定もあると発表されています。
ちなみに、このEXP 9 Fを見て、個人的にイチバン気になったのはラゲッジスペースに設置されたビルトインピクニックセット！？
開いたリヤゲートに腰かけて、きれいな景色を眺めながらティータイム。コンセプトモデルなだけに、市販車に搭載されるかは不明ですが、セレブリティなSUVには必要な装備とも思います。
ラゲッジスペースが狭くなる！とかセレブの人達は言わなそうですもんね（笑）
ハヤブサに乗ってティータイム。何とも優雅で羨ましいライフスタイルだと思いました。
■Bentley reveals the EXP 9 F SUV concept（Bentley Motors）
http://www.bentleymotors.com//world_of_bentley/latest_news__events/bentley_reveals_the_exp_9_f_suv_concept/
（井元 貴幸）
