世界初! スバルBRZが公式競技で優勝を飾りました【全日本ジムカーナ】

4月22日に全日本ジムカーナ選手権第2戦が広島県のTSタカタサーキットで開催され、山野哲也選手がスバルBRZでエントリーしました。

(写真提供:STI)

山野選手と言えばスーパーGTのGT300クラスで過去に3度のチャンピオンを獲得し、今年はスバルBRZをドライブしていますが、実は全日本ジムカーナでは過去に14回のチャンピオンを獲得するなど向かうところ敵なしというスペシャリストなのです。

BRZが参戦したのはPN2クラス。市販状態に近い1.6リッター以上の二輪駆動車で争われるクラスなのですが、ホンダ・シビックタイプRや日産フェアレディZ等が主力となっていて、山野選手といえども苦戦が予想されました。しかし1本目のタイムは2位に僅か0.1秒差ながら、1分22秒296とトップタイムを記録しました。

「複合コーナーは全部BRZが速かった。低重心のメリットが生かせた」

という山野選手。2本目ではさらに0.38秒タイムアップしてライバルを引き離し、見事にスバルBRZのデビューウインを飾りました。

 

山野選手は「86とBRZと合わせて公式のレースでは世界初の優勝じゃないかな。一番乗りできてスゴク嬉しい」とコメントしていたそうです。

発表以来注目度が高い状態が続く86とBRZ。ジムカーナシーンでもさらなる活躍が予想されます。

詳しくはスバルモータースポーツマガジンをご覧下さい。

(ぬまっち)

この記事の著者

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ぬまっち(松沼 猛)

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる。2013年に独立。現在は編集プロダクション、ATCの代表取締役。子ども向け鉄道誌鉄おも!の編集長を務める傍ら、自動車誌、バイク誌、鉄道誌、WEB媒体に寄稿している。
過去に編集長を務めた雑誌はレーシングオン、WRCプラス、No.1カーガイド、鉄道のテクノロジー、レイル・マガジン。4駆ターボをこよなく愛し、ランエボII、ランエボVを乗り継いで、現在はBL5レガシィB4 GTスペックB(走行18万km!)で各地に出没しています。
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