世界初公開、メルセデスのスタイリッシュなクーペコンセプト【北京モーターショー2012】

4月23日から開幕する北京モーターショーにおいて、メルセデス・ベンツがワールドプレミアする『メルセデスコンセプトスタイルクーペ』の先行フォトが公開されています。

クーペと名付けれていますが、ご覧のとおりスタイリッシュな4ドアというフォルムはCLSなどの流れを感じさせるもので、ボディサイズは全長4637mm×全幅1891mm×全高1398 mm。

さらに注目なのはパワートレイン。
エンジンはダウンサイジングトレンドに沿った155kW(211馬力)の2.0リッター4気筒直噴ターボで、そこに7速デュアルクラッチトランスミッション『7G-DCT』が組み合わせられるとのことです。さらに駆動方式は四輪駆動の4MATICということ。
エンジンについてはマルチスパークやリーンバーンといったキーワードがあるということですから、どんな環境仕様に仕上がっているのでしょうか。

公開されているイラストによればエンジンは横置きのようですから、このクーペコンセプトは新しいAクラスのプラットフォームを使っていると予想できます。はたしてCクラスクーペの後継となるのか、新たにAクラスクーペといったポジションにつくのか気になるところです。

(山本晋也)

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この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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