パジェロミニ亡き後、日産KIXはジムニーベースでモデルチェンジして欲しい

6月で生産終了となるパジェロミニ。理由は色々言われていますが、三菱のお家事情ですから仕方ない。

ただ、完全にとばっちりなのが日産KIX。
パジェロミニが売れていないからといって日産KIXが売れていなかったわけではないからです。確かに売れているといってもOEM車としてというくくりの中ですから、パジェロミニを継続生産させるほどではなかったのも事実ですが。

でも、6月のパジェロミニ生産終了を機にOEMベースをジムニーにしてしまえば、KIXが消滅することはないのですよ。日産はMOCOでスズキMRワゴンをOEMベースとしているのですから、ジムニーのOEMも出来ないことはないと思います。

ジムニーは14年間モデルチェンジなしで生産を続けているので、最近はモデルチェンジの噂が絶えません。噂があがるというのは名車の証。名車ということで言えばスバルサンバー以上の名車ですから気になる人も多いでしょう。

ただ、スズキのお店って数が少ないんですよ。日産の店舗がジムニーを売ってくれるとサービス拠点が一気に増えるわけで、ジムニーをこれから買おうという人には安心感につながると思います。実は日産にとってのメリットよりも、スズキのメリットが大きいのではないでしょうか?

というわけでジムニーを日産でも売って欲しいのです。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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