都市型デリバリーバンとしてダイムラーとルノー・日産のアライアンスから生まれた、メルセデス・ベンツ Citan。
海外メディアではベンツ・カングーと呼ばれているという既報のとおり、ルノー・カングーをベースとしたニューモデルですが、すべてのモデルがバンというわけではなく、5人乗りもラインナップに存在するそうです。
またボディバリエーションも豊富で、全長は(3.94m、4.32m、4.71m)の3タイプ。リヤのスライドドアは片側が基本ながら両側に備えることもでき、またリヤドアは左右非対称観音開きと跳ね上げタイプの一枚ドアが選べるとのことです。
もちろんメルセデスの流儀として、商用バンといってもESPをはじめとした電子制御デバイス、6エアバッグといった安全装備は備わっているようです。
カングーと異なるデザインのコクピットになっているあたり、ただのOEM車とは異なるアライアンスの成果ということをアピールしているようです。
市販車が公開されるのは今年9月のハノーバー商用車ショーとのことです。
まだまだ先の話ではありますが、新しいAクラスがガラリとイメージチェンジしたからこそ、メルセデスのベーシックラインとして日本導入を望む声は少なくないのでは?
(山本晋也)
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