メルセデスの新型商用バンは、あの人気モデルのフェイスリフト?

4月16日に、メルセデス・ベンツが新たに発表した都市型デリバリーバン『CITAN』。

いかにもメルセデスらしい顔つきの、商用車のニューカマーですが、これはダイムラーとルノー・日産のアライアンスにより生まれたモデル。

そして、製造を担当するのはルノー。つまり、メルセデスの新しい商用バンの中身は、あの人気モデル……。

そうルノー・カングーをフェイスリフト、さらに独自インパネを備えたのが「Citan」というわけ。

すでに開発段階から海外メディアではBenz-Kangooなどと呼ばれていましたが、それにしてもカングーの面影を薄め、見事にメルセデス顔となったこの「Citan」。

OEM流行りの昨今ですが、このくらい各社の個性を活かすべし、と思わせられるアライアンスから生まれた一台といえそうです。

■The new Citan from Mercedes-Benz
http://citan.mercedes-benz.com/

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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