4月16日に、メルセデス・ベンツが新たに発表した都市型デリバリーバン『CITAN』。
いかにもメルセデスらしい顔つきの、商用車のニューカマーですが、これはダイムラーとルノー・日産のアライアンスにより生まれたモデル。
そして、製造を担当するのはルノー。つまり、メルセデスの新しい商用バンの中身は、あの人気モデル……。
そうルノー・カングーをフェイスリフト、さらに独自インパネを備えたのが「Citan」というわけ。
すでに開発段階から海外メディアではBenz-Kangooなどと呼ばれていましたが、それにしてもカングーの面影を薄め、見事にメルセデス顔となったこの「Citan」。
OEM流行りの昨今ですが、このくらい各社の個性を活かすべし、と思わせられるアライアンスから生まれた一台といえそうです。
■The new Citan from Mercedes-Benz
http://citan.mercedes-benz.com/
(山本晋也)