ラリードライバーのキレたパフォーマンスにギャラリーも興奮【ハイパーミーティング】

筑波サーキットのストレート上を所狭しとキレた走りを見せるラリーカー。ラリーカーのデモランはハイパーミーティングでも人気パフォーマンスとなっています。

今回は3台のラリーカーが走りましたが、やはり人気は新井敏弘選手のスバル・インプレッサGRBのインターコンチネンタルラリーチャレンジ(IRC)のR4クラス仕様車です。新井選手は2005年と2007年にプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)の世界チャンピオンを獲得した、日本を代表するラリードライバー。

新井選手は今年もIRCに参戦。参戦イベントなどは近日中に発表されるそうです。

 

そしてもう一台は三菱ランサーWRC05。世界ラリー選手権の最高峰クラスだったWRカー仕様のランサーで、その走りやエキゾーストノートのダイナミックは他を寄せ付けません。

ドライブするのは1999年アジア・パシフィックラリー選手権(APRC)のチャンピオンである田口勝彦選手。

2001年には三菱ワークスのランサーエボリューションVIでWRCにスポット参戦した腕を持つ彼ですが、今年は全日本ダートトライアル選手権でランサーエボリューションXをドライブして改造車クラスに参戦する予定しているようです。またこのようなイベントでのデモランを積極的にしていきたいとのこと。

このデモランを前にしたトークショーでも大勢のファンが集まり、ふたりの人気振りを感じさせてくれました。

ふたりは毎年ラリー北海道で戦ってきた旧知のライバルでしたが、今年は田口選手がラリー北海道を不参加する意向だそうで、ふたりの戦いを見ることができないのは残念。しかしまたイベントなどでの競演に期待したいものです。

(ぬまっち 撮影・ぬまっち/北森涼介)

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ぬまっち(松沼 猛)

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる。2013年に独立。現在は編集プロダクション、ATCの代表取締役。子ども向け鉄道誌鉄おも!の編集長を務める傍ら、自動車誌、バイク誌、鉄道誌、WEB媒体に寄稿している。
過去に編集長を務めた雑誌はレーシングオン、WRCプラス、No.1カーガイド、鉄道のテクノロジー、レイル・マガジン。4駆ターボをこよなく愛し、ランエボII、ランエボVを乗り継いで、現在はBL5レガシィB4 GTスペックB(走行18万km!)で各地に出没しています。
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