超暴風の春雷が来襲。細い街路樹の下は危険!

4月3日の夕刻はとてつもない暴風雨。

風が強すぎて電車は止まりまくっていますし、クルマもまともに走れません。東京から神奈川方面への電車は遅延や運休が相次いでいるようです。

上の写真は東京の秋葉原、明神通りのベルサール秋葉原前の街路樹、午後5時30分くらいの様子。ここはビル風の影響で、秋葉原でも局地的に風速が高まる場所。風が強すぎるためでしょうか、街路樹を支える支柱が崩壊してしまっています。

パーキングメーターに停めているクルマの上の街路樹に注目。ありえないくらいに傾いています。この街路樹は昨年の台風でも倒れてしまったという前科の持ち主。新しい街路樹や一度倒れた街路樹は、根がしっかりと張れていないので、倒木の危険性が非常に高いのです。下に停めてあるセドリックが心配です。

街路樹はある程度の太さがないと非常に倒れやすいのです。緊急駐車をする場合には、傾いた街路樹のそばは避けましょう。倒木の被害にあった場合でも、特約でも入れていない限りは、天災を理由に車両保険を支払ってもらえない場合があります。そうならないためにも、駐車の場合は周囲の状況を確認して下さい。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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