Cd値0.299、フェラーリF12ベルリネッタの空力ボディ4つのポイント

フェラーリ史上最強のV12エンジンを搭載するF12ベルリネッタ
そのボディには4つの革新的な空力アイデアが盛り込まれている。

1.エアロブリッジ
2.ブロウンリアディフューザー
3.アンダーボディフェアリング
4.アクティブブレーキクーリング

スタイリングの特徴ともなっている「エアロブリッジ」はボンネットで発生したダウンフォースを十分に活用するためのアイデア。
そしてボディ下部を流れる風を整え、流速を稼ぐ「ブロウンリアディフューザー」。
「アンダーボディフェアリング」は空気抵抗を十分に減らす。
さらにフラップの開閉による「アクティブブレーキクーリング」によりブレーキ冷却が不要なときのドラッグを減少させる、ということだ。
これにより、0.299というCd値を実現した。

F12 berlinettaスペシャルサイト
http://www.f12berlinetta.com/#/en/discover/aerodynamics

(山本晋也)

 

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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