日産がフロント・トレッドが驚くほどタイトな、革新的なレーシングカーでル・マン24時間耐久に参戦すると発表した。
Youtubeにて公開された情報によれば、現時点でふたりのドライバーが決まっているとのこと。
欧州日産は2012年のル・マン24時間耐久レース全く新しいレースカー「デルタウイング」で参戦。現在決定しているドライバーはマリノ・フランキッティとミハエル・クルム。
パワーユニットは「Pure Drive」技術を取り入れた1.6Lターボエンジン。ASOが先進技術搭載車両向けに設定したクラス外規格「ガレージ56」としてゼッケン0番を付けて出走する
この、なんとも奇妙なスタイルでは曲がることができないのではないかと感じてしまうかもしれないが、過去にルマンでのシミュレーション映像も公開されていることからもわかるように、遜色ないレースタイムで走ることが期待できる。
1.6リッターターボ、300馬力のエンジンでどのような成績を残すことができるのか?
すでにトヨタとアウディがハイブリッドカーでの参加を表明しているが、ル・マンの楽しみがまたひとつ増えたようだ。
(山本晋也)