山本晋也 
日産「DAYZ」、三菱「eKワゴン」という注目の新型軽自動車の生産がついに始まりました。
日産自動車「DAYZ（デイズ）」「DAYZ（デイズ）ハイウェイスター」、三菱自動車「eKワゴン」「eKカスタム」として発売される予定の新型軽自動車ですが、三菱自動車の水島製作所で実施されたオフライン式典には、日産自動車 志賀COO、三菱自動車 益子社長が出席するというチカラの入れようです。
この「DAYZ」、「DAYZハイウェイスター」、「eKワゴン」、「eKカスタム」は、両社の軽自動車事業に関わる合弁会社NMKVで企画・開発された第一弾のモデルということです。
水島製作所で生産される、この新型モデルは、NMKVがクルマづくりの各分野で両社の強みを融合するという、従来のOEMとは異なるまったく新しいアプローチにより生み出されたといいます。
従来のOEMは、製造側の企業が開発から生産までを担当し、OEM先のニーズに合わせるカタチとなるのに対して、こうした協業では、両社の経験や知見を活用することができます。
それによって、クラストップとなる燃費性能の実現や軽自動車初となるタッチパネル式オートエアコンの採用などにつながったといいます。
ムーヴやワゴンR、N-ONEといったライバルひしめく激戦の軽ワゴンに参入する、日産と三菱のニューモデルは、果たして軽自動車マーケットの勢力図を変えてしまうのでしょうか。
間もなくの発売へ向けて、ますます気になるニューモデルといえそうです。
（山本晋也）
