スイスポは、本場欧州仕込みのボディやシートが自慢です!【新型スズキ・スイフトスポーツのすべて/使い勝手編】



ヤンチャな黄色が似合うホットハッチのスイフトスポーツも、ボディカラーがスノーホワイトパールになると、一転してシックな印象を受けます。アシスタントの沢口けいこちゃんは、物憂げな時間をスイフトスポーツと共有しているようで、何やら羨ましいですね~。

(゜゜;)\(–;)なんのこっちゃい~

さてさて、標準モデルのスイフトは一昨年にデビューしているので、今回のモデルではスポーティな演出がポイントです。
外装は、全体的に先代を磨き上げた印象があります。ボンネットは長目で、流行りのキャビンフォワードもほどほどという感じ。ただコンパクトカーといっても、全幅は5ナンバーギリギリまであるし高さもあるから、ずいぶんと立派に見えます。


室内に入ると、立派なインパネが迎えてくれます。シートも、大きくしっかりしたもの。レカロのオプションをなくした代わりに、純正でもスポーツ走行に耐えられるように作り込んだそうです。ハンドルやシートの赤いステッチも、上級感やスポーツ感の演出にとても効果的だと思います。
室内では、大人4人が過不足なく座れる空間があります。特にリアシートは、座面にしっかりした厚みがあって、座り心地も良いですね。
意外だったのが荷室で、特別広い訳でも使い勝手に秀でた訳でもありません。リア開口部の構造が、ボディ剛性を優先したゴツイ作りになっているからなのですね。


「スズキは、軽自動車でスペース効率のノウハウを極め尽くしたはずなのに・・・」と思う反面、これくらいボディ構造を固めないと欧州市場では太刀打ちできないのだと、あらためて実感した次第です。

(拓波幸としひろ)