ハチロク誕生祝いの特別ゲストは、ミスター・ロードスターの「貴島さん」でした!【86 Opening Gala Party スペシャルゲスト編】


トヨタ86発表会の最後に祝辞があったのですが、いやあ、たまげました!本当に、おったまげました!

最後の最後、祝辞のスペシャルゲストで登壇したのは、「人馬一体」で有名な元マツダ・ロードスター開発責任者「貴島さん」その人だったからです。わざわざ山口から来てくれたのだそうです。貴島さんのコメントも、クルマ好きにはたまりませんぞ~!

【私自身スポーツカーが大好きで、マツダ時代にはRX-7やロードスターの開発に携わりました。多田さんとのお付き合いは、2007年に「スポーツカーについて話を伺いたい」という連絡を頂いた時からです。最初は驚きましたが大歓迎の旨を伝えたところ、わざわざ広島まで営業の方と一緒に来てくださいました。】

【多田さんからは「スポーツカー開発の経営承認がとれない。どうすればいいか?」という内容の質問でした。私からは「それは、エンジニアのパッションで決める。収支もエンジニアがきっちり抑えるものだ。」と回答しました。その後2009年の東京モーターショーで、多田さんから「社長直轄の組織を作った。」と教えて頂き、これで大丈夫だなと思いました。】


【私
自身「スポーツカーは楽しいし、スポーツカーはFRである!」と考えています。マツダを退任した今も全く変わりません。メーカーの枠を超えて、日本のスポーツカーをもっと広めましょう。皆で一緒に盛り上げていきましょう!】

【また数年後だけではなく、是非とも20年後も見てください。レストアされたクルマが集まるパーティーで、クルマ好きの方々と楽しく語り合えるように、取り組んで欲しいと思います。本日はトヨタ86の誕生、本当におめでとうございます。】

壇上のモリゾウ社長や多田さんと握手する貴島さんの姿を見て、本当に胸が熱くなりました。こういうシーンが見たかったんです!
そして86には、トヨタの志と企画開発力!スバルの心意気と技術開発力!そして更には、マツダの技術屋魂!までもが宿っていると、あらためて実感しました。
スゲエ~!

(拓波幸としひろ)