昨年に引き続き、ケンウッドが東京オートサロンに出展。新しいメモリーナビを発表しました。
「MDV-737DT」と「MDV-535DT」は、従来の「彩速ナビゲーション」からのキープコンセプトですが、iPhone4Sに対応するだけでなく、Android搭載スマートフォンでの楽曲操作が可能で、これは業界初です。
スマホとの連携強化で楽曲再生だけでなく、YouTubeなどの動画アプリの視聴も可能と、PCやスマホの画面がインパネにあるような感覚です。
ナビ機能では新しい3Dジャイロの搭載で自車位置精度を向上し、地図データの鮮度を保つ「開通予定情報」を収録。大型主要道路が予定どおり開通すれば、ルート検索にも反映されます。
速さと美しさがウリの「彩速ナビゲーション」がスマホとの連携強化で付加価値を高めたことで、2012年はさらにメモリーナビの競争激化が進むはずです。
(塚田勝弘)