どう逆立ちしたって買えないことなんか百も承知。だけど、日本人としてレクサスのスーパーカー「LFA」がつい気になってしまうボク。
そんなボクだから、2011年の東京モーターショーではLFAを1時間以上見続けていたのは当然じゃないですか。レクサスブースに展示してあった黄色いLFAは、通常のLFAよりもスパルタンな仕上げの「ニュルブルクリンクパッケージ」でしたね。
空力特性向上のために装着したカーボン製のフロントスポイラーや固定式リヤウイングは、サーキット仕様らしい雰囲気も演出。サスペンションの設定も、よりサーキットを意識した仕上げになっているんだそうで。また、エンジンは571psで標準仕様よりも11psアップしています。
このニュルブルクリンクパッケージは2012年から生産がはじまり、世界で50台だけが販売されるんだとか。
ところで、おかしいとおもいませんか?
レクサスLFAはすでに完売しているはず。なのに完売後に新しい仕様が追加されるってどういうこと?
そして気になりませんか?
発表されたこの仕様を手に入れるにはどうしたらいいのか?を。
実は、「LFAが完売」といっても枠が埋まったのが「購入権」であり、実際の納車はまだ途中段階。LFAは1日に1台のペースで作られていて、購入権を持つ納車待ちのバイヤーの中から希望した人が「ニュルブルクリンクパッケージ」が(抽選で)選択できる仕組みになっているんだそうです。
まあ、一般市民のボクには一生縁のないハナシですけどね。
いや、家を買うのを諦めれば買えるか?? あ、家なんてなくてもLFAの中に寝ればいいのか。
【画像がすべて見られない方は https://clicccar.com/99934】
(工藤貴宏)