ランボルギーニ チータ(LM002)筑波を走る!【コカコーラ オールドナウ カーフェスティバル】

コカコーラ オールドナウ カーフェスティバルでは新旧を織り交ぜた様々走行会が行われます。

その中では、フェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーの走行会も行われるのですが、スーパーカーの中でもかなり珍しいクルマが筑波サーキットを走りました。

皆さんがランボルギーニといってすぐに思い浮かぶのは、カウンタックでしょうか?

それともスーパーGTに出場するガヤルドでしょうか。

今回紹介するチータはランボルギーニの中でも異色のオフロード4WD!

なんとカウンタックの12気筒をフロントに積む砂漠向けのオフローダーなのです。

カウンタックのクアトロバルボーレ用5.2リッター縦置き12気筒をフロントに搭載するのでボンネットはかなり長いはずなのですが、それにも増して車体全体が大きいのでボンネットの長さが全く目立ちません。

ナンバープレートから推察できる横幅もかなりのもの。全幅2m強は間違いありませんね。車重は3tほど。とにかく全てが法外にデカイ。

タイトルでは通りがいいのでチータと表記しましたが、正確にはLM002といいます。もともと米軍用に開発したコンセプトカー「チータ」を民生用に改良して1986年に発売されました。ほとんどが産油国向けに出荷されていたようです。

それにしても、こんな珍しいクルマがサーキットを走るなんて。

(文:北森涼介 写真:はやさか、BOX)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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