Juke-Rなど最近話題のJuke、素のモデルに乗ってみた

日産Juke 15RX
日産Juke 15RX

最近Youtubeで大ブレイク中のJuke-Rやアニメ「輪廻のラグランジェ」の公式アートカーにもなっている日産Juke。

実際のところJukeってどんなクルマなの?と思われる方も多いことでしょう。

というわけで、日産からJukeの素のモデルである15RXを借り出して、乗り回してみることにしました。

 

 

 

日産Juke 15RX
日産Juke 15RX

まずは「輪廻のラグランジェ」公式アートカーの取材の際に一緒に並べて撮影。アートカーと比較してどこがどう変わったかという部分がわかりやすかったのではないかと自画自賛。
関連記事:Juke-RだけがJukeじゃない。独占取材:輪廻のラグランジェ×日産コラボレートのアートカー版
https://clicccar.com/2011/10/20/71107

 

 

 

日産Juke 15RX
日産Juke 15RX

そしてその週末、あの初音ミクBMWがシリーズチャンピオンを決めたツインリングもてぎへ、このJukeで行って来ました。

当日は土砂降りの雨。カーナビの言うとおりに外郭環状、常磐道を通って水戸ICから一般道というルート。途中のコンビニで休憩中なのが上の写真です。

 

 

 

日産Juke 15RX
日産Juke 15RX

まず、高速道路の楽なこと楽なこと。クロスオーバー系の視界の高さは運転の楽さにかなり影響を与えていますが、鼻先の動きが凝視をしなくてもわかるので首に負担がかかりません。肩こりが筆者は、この首に負担がかからないことが非常に魅力的に感じます。
CVTでかなり制御してくれるので、燃費がどうとか一切気にしなくていいのも楽チンポイント。その上ボディーのしっかり感がすごい。足回りもかなりしっかりしているので段差や継ぎ目はほぼ気にならなかった。というよりも全く気にしていなかった。

 

 

 

日産Juke 15RX
日産Juke 15RX

と、いうわけでもてぎのパドックでパチリ。

スーパーGTのもてぎなんてメディアもチームもわんさか。当然高級車やちょっと変わった車もたくさんいるのですが、なぜかJukeは視線を集めます。他にもJukeはかなりいたのですが、どのJukeも皆さん注視。通り過ぎざまにチラ見は当たり前。やっぱりデザインで目を引くのでしょうね。

スーパーGT終了後、もてぎから水戸ICまでは、軽くクネクネする一般道。初音ミクBMWの積み込みまで見てきたので出口渋滞もなく、スルスルと帰ることが出来ました。ただし、スルスルがけっこうなハイペース。制限速度も曲がってもタイヤ鳴いちゃうよ、って言うようなコーナーでもJukeはタイヤが鳴りません。けっこうロールはするのかと思いきや、そうでもない。ましてやバンプラバーにくっついちゃうようなことは到底起こりえない。サスペンションのストロークが長いんですよ。バネの自由長の中で全ての動作が収まっている感じ。こんな国産車は初めてだわ。背が高い分幅も広いから相対的にロール角度が緩やかなんでしょうね。ちゃんと四輪が地面についている。

 

 

 

日産Juke 15RX
日産Juke 15RX

そんなこんなで快適にもてぎから帰還し、日産に返却する前に洗車をしましょう、ということで近所のガソリンスタンドへ。ちなみにJukeはこのガソリンスタンドの洗車機には余裕で入ります。筆者はお借りした感謝をこめて手洗い洗車にしましたけど。

 

 

 

日産Juke 15RX
日産Juke 15RX

そういえばJuke-Rのビデオを見て、よくGT-Rのエンジンが入るなぁ、と思っていたので素のJukeのエンジンルームをチェック。どう考えてもあのエンジンは入らないや。やっぱり切り貼りして補強かまさないと無理ですね、GT-Rのエンジンは。

 

 

 

日産Juke 15RX
日産Juke 15RX

クロスオーバー系SUVのこんな形をしているにもかかわらず、Jukeってメチャクチャ燃費がいいんですよ。もてぎ往復で15.3km/L。高速、山道、渋滞を経由してこの燃費って。JC08モードの一割引ですからね。

この数字をチェックしてから燃費計をリセットして第三京浜経由で横浜の日産グローバル本社へ、Jukeの返却に向かいます。

 

 

 

日産Juke 15RX
日産Juke 15RX

ガソリンを無駄遣いするのがいやだからというわけでは無いのですが、制限速度の80km/hで第三京浜を走り、保土ヶ谷PAで休憩。

 

 

 

日産Juke 15RX
日産Juke 15RX

ちょっと燃費計を見てみたら、なんと22.4km/L!燃費走行なんて特にしていないのに。

車重1170kgの軽さが効いているんですかねぇ。ホントにびっくりした。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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