TEAM DARUMA JAPANのTA22セリカが走った!【ラリーモンテカルロヒストリック2012】

9月にレポートした東大+関東自動車工業大学校のヒストリックモンテカルロラリープロジェクト「TEAM DARUMA JAPAN」、今年制作しているTA22セリカが10/8に茂原サーキットで開催されたイベント「リバイバル・モータリング・ジャパン」で遂にシェイクダウンしました!

9/21に車検を取得したTA22セリカですが、今回が初の長距離走行です。
早朝から茂原サーキットに向けて自走で出発しましたが、2台は道中幾度かエンジンが不調を訴えます。工大(関東自動車工業大学校)生が都度、調整をしながら茂原に向かいました。

セリカはエンジンの点火系に不具合が発覚、草加教授と東大メンバーが駆け付けます。教授の学生時代からのノウハウが手助けとなり、その後セリカは自走で茂原に到着しました。TE27トレノもエンジンが不調、原因を探したところ、燃調が濃過ぎた事が判明。どうやら自作エアフィルターの吸入抵抗が大きかった模様です。フィルターを取り外すとエンジンは調子を取り戻りました。(尚、フィルターは今後改良版取り付けの予定です。)

TE27トレノもセリカと同色に塗装し直し、初のお披露目となりました。

 

あのドンガラが遂にサーキットでシェイクダウン! photo:k.inoue

一時は2台とも姿を見せないのではとの心配を吹き飛ばし、無事にサーキットを走る事が出来ました。プロジェクトメンバーにとっては2台が並んで走る姿は感動だったようです。

 

シェイクダウンに参加した「TEAM DARUMA JAPAN」メンバー photo:k.inoue

トラブルを乗り越え、両校学生の絆が深まると共に、マネジメント/車両共に課題が多数確認出来、充実した1日となった様です。また、プロジェクトメンバーは「ラリーニッポン・ヒストリックモンテ本番も全体成功させる!」と気持ちを新たにしています。今後は関東工大はセリカの調整を、東大はラリーモンテ出場への申請や各イベントに向けてのマネジメント/渉外/セリカ用のラリーコンピュータの製作/車内の小物入れ作り等を、分担して頑張っていきます。

いよいよ緒戦ラリーニッポン。両校全力を尽くし、船積迄最終調整を行う予定です。

東京大学+関東自動車工業大学校 モンテカルロラリー ヒストリック2012 プロジェクト
今後の予定
10月21~24日 ラリーニッポン エントリー(ゼッケン68番/69番)
※スタートは10/21 10:00 靖国神社参道です。
10月29、30日 モータースポーツジャパン2011(お台場)に車両展示。
11月中旬 船積み ヨーロッパへ

是非、学生のプロジェクトへ支援をお願いいたします。
RallyMonte-Cario Historic 2012参戦プロジェクトのHP
ラリーニッポンのHP
モータースポーツジャパン2011のHP
関東自動車工業大学校のHP

(川崎BASE)