【VICS × clicccar連動プレゼント企画No.09】これぞソニーらしく独自性を感じさせる操作性と多彩な機能[SONY nav-u NV-U77VT]

VICS × clicccar連動プレゼント企画の賞品紹介第9弾はソニーの「ナブユー」です(プレゼントの詳細キャンペーンサイトはコチラ>>>http://www.vics.or.jp/cp2011/carnavi/index.html

現在はPNDの「nav-u(ナブ・ユー)」に注力しているソニー。いち早くVICSに対応し、ジェスチャーコマンドと呼ぶ独自のインターフェイスを採用するなど、同社らしいオリジナリティを感じさせるのが「ナブ・ユー」の特徴といえます。

今回ピックアップする「NV-U77VT」は、震災の影響で発売が延期されていた待望のニューモデル。4.8V型と最近のPNDではコンパクトなサイズに、8GBのフラッシュメモリーを内蔵し、メモリースティックデュオ用のスロットを備えています。サイズは小さめですが、本体にバッテリーを内蔵していますから、車外でも使えます。装着も簡単ですので、複数のクルマで使い回すのにも向いています。

 

価格はオープンだが、ソニーストアでは54,800円(税込)で発売中。
画面サイズは4.8V型で8GBのフラッシュメモリーを内蔵

 

「NV-U77VT」は、静電タッチパネルの採用により、クリアでメリハリのある見やすい画面とフラットフェイスを実現しているのが新しい点です。その反面、ペン先などでの操作には反応せず、小さめの画面を指先のみでタッチするしかないため少々慣れが必要です。

慣れといえば、「ナブ・ユー」自慢のジェスチャーコマンダーもそうですが、覚えてしまえばとても便利で使わない手はありません。指先で記号(コマンド)を画面上に描けば、瞬時に目的の操作が終了。「屋根」の形を描けば、自宅への帰宅ルートを引きます。地図スケールを変更する際は、右か左回りの円を描くことで拡大・縮小が可能です(どちら回りが拡大か縮尺かは、あらかじめ設定)。ナビだけでなく、ワンセグ視聴時に右に円を描けば画面をフルサイズに、左に描けばオリジナルサイズに戻ります。ガイドブック時に左から右に線を引けば次のページを閲覧(戻る際は逆)できるなど、スマホのような操作性も採用。全部で10コマンドが用意されていますが、すべて覚えなくてもよく使う操作だけでも利便性を感じさせます。

 

時間帯によって混雑する場所を回避するなどの
渋滞統計を活用したルート探索や日時指定探索などが可能

 

PNDとしては早くからVICSに対応し、渋滞回避力を備えてきた「ナブ・ユー」ですが、「NV-U77VT」も例に漏れず、FM VICS受信機能を搭載しています。高感度のケーブルアンテナも同梱されますので、受信性も良好です。さらに、別売のVICSビーコンユニット「NVA-VB8(オープン価格/ソニーストアでは19,800円)」を接続すれば、光/電波ビーコンからの交通情報を受信し、ルート設定時には自動で渋滞迂回ルートの案内にも対応します。また、ナビ本体に収録された過去の渋滞統計情報を駆使し、渋滞を予測したルート設定も容易にできます。時間や時期が含まれていますので、時間帯によって渋滞しやすい道路を避け、お盆や年末年始といった混む時期では帰省ラッシュなどを考慮したルート探索が可能です。さらに、駐車場の空き状況や道路の交通規制なども表示されます。FM VIVSは、文字・簡易図形・地図表示のレベル3に対応し、別売のVICSビーコンユニットをつなげば、VICSビーコン用の文字表示・簡易図形に対応します(地図表示はFM VIVS、VICSビーコンともに共通)。

PNDの泣き所といえば、トンネル内や高架下などの自車位置表示ですが、高精度な自車位置表示測位システム「POSITION plus GT」の搭載により、GPS電波が受信できない状況が10km程度続いても自車位置を従来よりも正確に表示。右左折や分岐案内、音声案内が継続されるなど、ナビ(自車位置)がフリーズしてしまうことはほとんどありません。この「POSITION plus GT」は、2方向ジャイロセンサーと3軸の加速度センサーを搭載しており、自車位置精度向上を実現しています。

高速道路の2画面表示にも可能。画面サイズは小さいが、
メリハリのある地図表示と見やすい文字表示で分かりやすくナビゲート

 

地図は2010年4月時点のデータで、市街詳細地図は1331エリア収録されています。コンパクトな画面ですが、一方通行や道路幅、建物の形状なども表現されており、地図上に国道や県道などの路線番号も表示。さらに、拡大・縮尺の2画面表示に加え、2Dと3D(俯瞰)の組み合わせにも対応。案内は、「方向看板」や「都市高速入口ガイド」、「交差点拡大表示」、「ハイウェイマップ」などの定番画面を揃えています。地図表示や案内画面は決して多彩ではないですが、道案内というナビ本来の役割を十分果たしてくれます。

4.8V型画面でも施設アイコンや国道などの道路番号の表示で、
初めての道でも迷わず走行できる

 

検索も電話番号やジャンル、名称などの定番を用意するほか、「グルメぴあ」や「全国立ち寄り温泉」などの10冊分約2万件のガイドブック情報を収録しています。さらに、専用ページからダウンロードすれば、「ガソリン価格比較gogo.gs」や「SA・PAの人気グルメマップ」などの無料追加ガイドブックを「ナブ・ユー」に転送可能。スポット情報の「PetaMapの利用ができるのも長所で、口コミ情報やWEBや雑誌などに掲載されたスポット情報を「ナブ・ユー」でも使用できます。こうした情報を「ナブ・ユー」に反映するには、メモリースティックデュオか本体に用意されるUSBインターフェイスを使います。

そのほかにも、「PetaMap」の地図に走行軌跡の記録が可能で、ドライブを振り返ることができます。ワンセグの予約録画やソニー製ブルーレイディスクレコーダーで録画した番組をUSBケーブルとメモリースティックPROデュオを使って「ナブ・ユー」で楽しめます。

 

 

「PetaMap」上にある100万スポットのデータを活用し、
ガイドブックの更新や追加が可能

 

Bluetoothを活用したハンズフリー通話も可能と、PNDでは多彩といえるメディア対応が光ります。

PNDらしく携帯性に優れたコンパクトボディの「NV-U77VT」は、歩行ナビとしても使えますから、車内・車外で使える一台といえるでしょう。

プレゼントの詳細キャンペーンサイトはコチラ>>>http://www.vics.or.jp/cp2011/carnavi/index.html

(塚田勝弘)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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