「牽引」と言えば、違法駐車車両のレッカー移動や、大型車でボートやキャンピングハウスを引いたり、故障車を引っ張ったりと、よく見かける光景ですよね。
でも、実は牽引にはトンでもない罠があるのを知っていますか?
今回はそんな罠にはまってしまった2台をご紹介。
まずは、追加メーターにカーボンボンネット、4点式シートベルトとなかなかのチューニング内容のインプレッサ。
恐らくエンジントラブルで牽引してもらっているのでしょうが、左カーブを曲がり終えた時点でステアリングが戻らない! 当然エンジンがかかっていないのでパワーステアリングは効かないです。引っ張っている車両も後をもっと気にすればいいのに、そのままの勢いで立ち木に激突。無残にもインタークーラーまで大破しちゃいました。怒って「Fu●k F●ck」と連呼している声が悲劇の大きさを物語っています。
そして、2つ目はキャリアーに積んだBMW。ちょっとフラフラっとしたと思ったら、徐々に揺れが大きくなり、最後は収集が付かないことに……。まさしく振り子の原理ですね。しかし、キャリアーを牽引している場合、引いている方もただでは済まないのだと知りました。勉強になりますね。
(冴生 煌)