初音ミクZ4 スーパーGT菅生 6位で完走!【痛車 スーパーGT 2011】

初音ミクZ4 (写真は富士戦のものです)
初音ミクZ4 (写真は富士戦のものです)

セパンで初優勝を決めたグッドスマイルレーシングの初音ミクZ4ですが、今回の菅生戦から性能調整の対象となり、苦しい戦いを強いられることになりました。

性能調整の他にも、降ったり止んだりの読みづらい天候の中で行われた予選ではスーパーラップでタイムが伸びず8番手からのスターとなってしまいます。

そして7月31日の決勝。谷口選手の素晴らしいドライビングでなんと2位まで浮上。そして番場選手にバトンタッチとなります。

ところが、なんと番場選手、GT500のゼッケン12番、カルソニックGTRが1コーナーでインに飛び込んできた所にかぶせる形になって接触。ペナルティーは無いものの順位を15位と大きく下げてしまいました。

しかし、ここからがスーパー番場タイム、略してSBT!
なんと9台抜きの偉業を達成し、6位入賞でチェッカーを受けることになりました。痛車勢の中ではダントツのトップです。

またしても、GT300クラスでポイント争いをするJIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458の前に立ち、シリーズチャンピオンが本当に視野に入ってきたようです。

(北森涼介)

 

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
続きを見る
閉じる