泣く子も黙る『夢のリアウインドウ』をトヨタが開発中!

ベルギー工場で生産するアベンシス・ワゴンの久々の日本への逆輸入が話題になっていますが、同車のリアのサイドウインドウを使ってトヨタモーターヨーロッパのエンジニアとデザイナーがデンマークのテクノロジーラボ、「CIID」とのコラボで「泣く子も黙るスマート・ウインドウ」を開発中とか。その機能を示す動画が登場。

これなら後席に乗せた子供が退屈せずに済みそうです。いや、大人も退屈しないかも。「Window to the World(世界への窓)」というコンセプトで作られたタッチスクリーン型の窓で、驚くべき機能が多数搭載されています。

一見何の変哲もないリアのサイドウインドウが、実は車外の情報をインタラクティブに得ることができるメディアとなっているようです。ウインドウをタッチパネルのように操作すれば、車内から見える建物までの距離の測定や、デジタルカメラのようなズームインなどが可能。

この夢いっぱいのハイテクウインドウの完成時期は未定のようですが、実現されれば車だけでなく、航空機や電車など、色々な乗り物に取り入れられていくことでしょう。ホント、嘘のような面白い事を考える人達がいるものです。

こちらも併せてお読み下さい。 https://clicccar.com/author/avanti 

(Avanti Yasunori )

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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