勝間和代風に「マツダデミオのスカイアクティブが高いのか?」を検証

「デミオのスカイアクティブは燃費がいいんだけど、値段が高いよね」っていう声を聞いたことがありませんか?

そう、確かに高いんですよ。だって、素の1.3Lモデル「13C」は114万9000円なのに、スカイアクティブの「13-SKYACTIV」は140万円もするんですから。その差約25万円。いくら燃費が30km/Lといっても、一般ユーザーはガソリン代では元を取れません(泣)

でも装備表をよく見ると、「13-SKYACTIV」って「13C」に比べてたくさん装備が追加されているんですよ。

●アルミホイール
●エアコンのフルオート化
●電動格納式ドアミラー
●内装の上質化
●遮音フロントガラス
●ブレーキアシスト
●横滑り防止装置(DSC)
●ブレーキアシスト
●リヤルーフスポイラー
●専用空力パーツ(ボディ下部)
●専用メーター
●トランスミッションの変更(4AT→CVT)

シートリフターが省かれていたり、後席分割収納機能が省かれていたりもしますが、それを含めてもこれだけ装備が追加されていれば差額の25万円に割高感はなし!

というわけで、車両価格上は「13C」よりも高い「13-SKYACTIV」ですが、装備が充実する上に燃費がいいとなればけっこうお買い得だと思うんですよね。

マツダも、本気で売りたいなら「燃費」の話だけじゃなくて装備のグレードアップもしっかりアピールするべきでは!と思っている今日この頃です。

ボクがCM担当者だったら、イメージCMとは別に、キャラクターを勝間和代さんにした「XXと▲▲と■■まで標準装備で、しかも燃費がいい!これ買わなくてどうするの?」としゃべってもらうCMを作りますけどね。

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この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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