コンパクトなクーペ・ロードスター、ルノー・ウインドが日本上陸!

積極的にスポーツモデルを日本に登場させているルノーが、今度はトゥインゴ・ベースのオープン2シーター、ウインドを発売しました。

ウインドの特徴はわずかで12秒で開閉可能なルノー独自の高速ルーフ開閉システムで、ルーフは後部のピラーを中心に後部に回転。ルーフがトランクリッドの内側に隠されることで、オープン時もスタイリッシュなスタイルが確保されるというものです。

ルーフの重量はわずか21.8kg。ルーフはトランクリッド内に収納されることから、開閉にかかわらずトランクスペースは270Lの容量を確保しています。

ボディサイズは全長3835×全幅1690×全高1380mmで、エンジン1.6Lの直4を搭載。

最高出力134ps、最大トルク16.3kgmと数値上は特筆するものはありませんが、ルノー・スポールが特許を持つ4-1の等長排気マニホールドなど、ルノー・スポールの最新技術が採用されています。重量はわずか1190kgですから、十分な動力性能と言えるでしょう。

サスペンションはフロントがストラット、リアがツイストビームで、メガーヌRSやルーテシアRSほどハードではないそうですが、小さなボディと開閉ルーフもあって、小気味良い走りが楽しめそうです。

インテリアはルノーらしくポップながら機能的にまとめられたもので、3眼式のメーターや、ヘッドレスト一体型のスポーツシートなどが標準で備わります。

また小さくたってESP(横滑り防止装置)やEBA(緊急ブレーキアシストシステム)、サイドエアバッグなど、安全装備に抜かりはありません。

左ハンドル5速MTのみの設定ですが、価格は255.0万円。このボディサイズのモデルを右ハンドルにしてしまうと、ペダルの配置やステアリングフィールに影響が出たりする場合もあるだけに、フランスの素の味を愉しむにはもってこいかも。

また、コレクションと呼ばれる特別仕様車が30台限定で登場です。

専用装備としてブラックメタル調ハードトップやクロームドアミラー、シートヒーター、ブラックレザーシート、USB端子などが備わって、価格は268.0万円。

5ナンバーサイズのクーペ・ロードスター、日本車に直接のライバルがいないだけに、注目です。

オフィシャルサイトはコチラ

http://www.renaultwind.jp/#

(佐藤みきお)

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