フィットシャトルとフィットシャトルハイブリッドの違いは、ハイブリッドシステムのアリナシやその結果のラゲッジ床下の収納スペースだけではありません。
外観もガソリン車のほうはコンサバティブにフツウに、ハイブリッドのほうは先進的に少し凝ったデザインに仕上げています。
具体的には、フロントグリル、ヘッドライト、リヤコンビランプなどがブルー&クリアを基調にしたパーツとなっているわけです。
そこで、今回リヤコンビランプのテールレンズを見てみましょう。
近づいてみると、キラキラした複雑なレンズカットが施されているんだとわかります。
色んな方向から見ると光が反射してガソリン車と違って見えるため・・・だけではないそうです。
例えば、後ろから見たレンズの下方に3組の縦線が入っています。
これは、後ろ方向以外にテールランプの光を拡散し過ぎないための対策で、むしろ「光り過ぎないため」のものだそうです。
灯火類は各国で様々な基準があり、例えば、フィットでも日本や欧州仕様とアメリカ仕様では左右の通行帯の違いからだけでなく、まったく別のパーツにせざるを得ないんだそうです。
粗悪とも思えるアフターパーツでクリアのテールレンズが眩しいことってありませんか? リヤフォグ点けっぱなしのBMWもよく見かけます。ランプ類がただ光ってるだけでいいというわけではないわけですね。
(小林和久)