MAZDAが誇るSKYACTIV-D、ルマン進出か!?

米メディアによると、1992年を最後にワークスとしてのル・マン参戦を行っていないMAZDAが『SKYACTIV-D 』のルマンLMP2カテゴリーでの活用をほのめかしているそうで、「MAZDAのモータースポーツディレクターがトップレベルのスポーツカーレースでディーゼルエンジンのSKYACTIV-Dを活用できないか調査している」としています。

http://nascar.speedtv.com/article/le-mans-dempsey-eyeing-lmp2-effort-for-2012/

現在MAZDAはALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)で「DYSON RACING」と共にMazda Lola MZR-Rの名で787Bを走らせるほか、「Speed Sorce」でもRX-8を走らせていますが、その「Speed Source」がSKYACTIV-D のモータースポーツでの運用を研究し始めた模様。

今回MAZDAが787Bでデモンストレーション走行したのもその含みがあるのかもしれません。デモランを担当したパトリック・デンプシー氏は「ル・マンにMAZDAと共に来れたら最高だ」、「LMP2がちょうど良いカテゴリーだと思う」とコメントしているそうです。その動画がこちら

http://www.youtube.com/user/MazdaOfficial#p/u/5/0Oj-_yyo8Vs

確かに燃費と動力性能に優れたSKYACTIV‐D技術を導入すればピットイン回数が減り、レースを有利に進められることは言うまでもありません。ルマンに登場となれば日本の技術がまた一つ、世界的に広く認知される事となるでしょう。

こちらも併せてお読み下さい。 https://clicccar.com/author/avanti

(Avanti Yasunori )

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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