ニュルブルクリンクは「スポーツカーの聖地」とか「“緑の地獄”って呼ばれてる」とか「ランエボXの広告写真はカルーセルコーナーで撮った」とか薀蓄を色々知ってる人は多いのですが、ニュルが何所にあるのか知ってます?ざっくりドイツの西側(フランス寄り)ですが、見つけられますでしょうか。
海外の有名なサーキットでもモナコや先週のF1で熱かったジル・ビルニューヴサーキットはモントリオールにあり簡単に地図でも見つけられます
…が、ニュルブルクリンクはニュルブルク村が最寄りの町?。その近くの大きな町はアデナウ…見つけられませんよね。大きな町では北北東に旧西ドイツの首都ボンが近いですが、割と日本人に知られている大きな街はケルン。大聖堂が有名ですが、モータースポーツ好きにはTOYOTA F1の本拠地TMGが置かれている街として有名ですね。
緯度的には北海道よりも北でアイフェル高原と云う600m位の高原にあります。レースが開催される頃の最低気温は10度前後。しかし、最高気温は25度を超えます。昼はTシャツ、夜はダウンが必要なイベントです。
さて、そんなニュルブルクリンク24hへ現在最も積極的に挑戦している日本メーカーがトヨタです。近年はレクサスLFAでの挑戦を続けています。ぶっちゃけ個人的には数年前迄トヨタはF1に参戦してもモータースポーツにやや消極的な印象があった…のですが、07年に豊田章男社長(当時副社長)がニュルブルクリンク24hに出場した事を知り、180度印象が変わりました。他の日本メーカーで本格的なレースに参戦している社長や役員は勿論いません。章男社長は2007~09年にドライバー“MORIZO”として3回連続で出場しています。
“MORIZO”さんはドライバーとしての参戦は昨年から休止された様ですが、今年もトヨタとGAZOO RacingはLEXUS LFAを2台エントリーさせました。87号車が飯田章/石浦宏明/大嶋和也、88号車が木下隆之/アンドレ・ロッテラー/脇阪寿一と豪華なドライバー陣(オートスポーツWebより)です。特に木下選手はニュルマイスターとして、15年以上の参戦経験を誇ります。(ちなみにニュルマイスターとはノルドシュライフェを1000周回以上したドライバーにだけ与えられる呼称です)
また、トヨタ車は日本人プライベーターチームやAE86で参戦する現地チーム等にも選ばれ多数参戦していました。
ちなみにGAZOO Racingでは来週末の本番の24時間レースに向けて特設サイトを立ち上げ、現地のチームを応援しています。ニュルブルクリンク24h本番では日本時間6/23 21:30より、レースの模様を実況生中継する様です。現地に直接応援メッセージが届くようなので、ぜひ6/23~26はGAZOO RACINGのLFAと日本勢の活躍にご声援を。
GAZOO Racingのサイトはこちらから http://gazoo.com/racing/
(川崎BASE)
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